広島のサステナブルな取り組み
世界的に地球温暖化や気候変動はニュースで日々議論されるトピックになってきました。
各企業や地域がその防止策に向け様々な形で取り組むようになりました。世界的に言えば、電子部品販売のイギリス企業のRS Componentsはこれまでもサステナビリティに対して前向きに取り組んでおり、ビジネスオーナーに向けて自身のサイトで具体的に出来ることについてまとめていたり、フランスの電気機器の会社シュナイダーエレクトリックは世界で最もサステナブル会社に選ばれていたり、国内ではエーザイやシスメックスの取り組みが注目されていたりします。
そこで、今回は広島の行っているサステナブルな動きを紹介します。
広島県は「~みんなで守ろう,ミライへ,美しく恵み豊かな瀬戸内海を~2050(ニーゼロゴーゼロ) 輝く GREEN SEA 瀬戸内ひろしま宣言」という、2050年までに海岸漂着量の多い主要ごみ(ペットボトル、プラスチック、食品包装・レジ袋)について重点的な使用量削減対策を行うことを宣言しています。
今年の9月18日から11月中旬まで、海洋ごみ対策啓発ラッピング電車という、ごみを削減するよう啓発する電車の運行も行っています。
- 広島サスティナブル住宅研究会
広島サスティナブル住宅研究会は、広島県の材料を使い、定期的な伐採により森林の成長を循環させ、良質な木造住宅を供給することにより、地球を守る動きを行っています。
- サスティナブルウォーク
SPOBYというスマートフォンを持って歩くと企業や施設から特典が受け取れるウォーキングアプリを活用した、地域創生プロジェクト「サスティナブルウォーク」が広島県安芸高田市で実施されることが発表されました。
この特典は、歩いたご褒美に地元商業施設のクーポンや食品流通過程で出てしまうフードロスの対象となった食材等を取得できるようになっており、地球にも人間のからだにも優しいプロジェクトとなっています。
他にもサステナブルな食べ物はもちろんのこと、サステナブルを学べるツアーなども行っており、県全体で地球にやさしい運動に取り組んでいることが分かります。こういった地域がどんどん広がっていき、日本全体、世界全体でより地球環境にやさしい行動が出来るようになる未来も近そうです。